ハウリングの想い
全ての人が「ありのまま」の自分を愛し、
安心して暮らせる多彩でジェンダーギャップのない社会の実現を目指して。
ミッション
「自分自身を大切に思う気持ち」を育む
バリア(問題・障害)の可視化
見えないバリアを可視化し、多くの人がその問題を自分ごとに感じられるアプローチをすることで解決を目指します。
差別やタブーに気が付くことを最初も目標とします。
仲間づくり
問題に対してみんなで話し合える環境を作り、一緒にクラッシュしていけるコミュニティを作ります。自由なかたちでエンパワメントしあい、地域や世代に関わらず共に成長できるゆるやかな結束でつながります。
アクション
物理的な貧困をサポートし、知識の貧困を打開する為に「包括的性教育」を実施します。生理の貧困を根本的に解決できるように、教育・支援と共にジェンダーバイアスをなくす為の活動をします。
生理の貧困当事者として。
コロナ禍により世間で「生理の貧困」が注目された2020年。私自身が、小学生時代に生理用品に事欠く経験をしたことから、様々な媒体で取材を受けることとなりました。
ムーブメントは広がり、学校や公共施設に生理用品が設置される流れができるなか、物理的な支援だけでは足りないと考え「知識の貧困」解決を推進しています。具体的には、包括的性教育をはじめ、ジェンダー講習、生理について考えるワークショップを通して「理解」の幅と深さを広げます。
また、性被害が起きない環境づくりと、被害者にも加害者にも、傍観者にもならない為の知識を広め、安心できる地域づくりをすることが大きな目標の一つです。
そのためには、ジェンダーによる差別や格差を生む社会そのものを変えて行く必要があります。自分自身の考えを持ち発言できる心の育み、ジェンダーについての固定概念を取り払うことが大切です。環境により生まれる様々なバリア(問題・障害)について考え、対話できる柔軟な社会を作りたいと、2021年に任意団体としてハウリングを設立しました。これからさらに、賛同してくれる仲間たちと共に輪を広げてまいります。
「ハウリング」とはオオカミの遠吠えから名前をもらいました。月を見て吠える仲間たちがきっといる、そう信じて。夜しか姿を現さない月のような「可視化しにくい問題」をしっかりと解決していきます。